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ハフ変換(Hough変換) #メモ

メモ

ハフ変換(Hough変換)

画像中の方程式を原点からの距離dと原点から引いた法線の角度θを用いて

d = xcosθ + ysinθ

として表し、格点(x, y)をパラメータ空間(d, θ)上にプロットし曲線を引き、その曲線が最も多く交わっている点を探し出しそこからパラメータ(d, θ)を決定する方法.

利点としては、パラメータ空間上で交点を求めてパラメータを決定する際により多くの曲線が交わっている点をパラメータとして決定するようにすれば統計的手法に基づいた手法となり、ノイズの影響を受けにくくなる点、パラメータを決定する際に他に幾つか候補となる点を取ることができ、ノイズを含む点集合から一度に複数の直線の抽出ことができるため、ロバストな手法である点が挙げられる. 

また、直線の式をy = ax + bとしてしまうと、x = c として表される直線を表すことができず、また画像によってはパラメータa、bの値が有限平面内で収まらない可能性があるという注意点がある.